世界大百科事典(旧版)内の《アクバル一代記》の言及
【アブール・ファズル】より
…代々学者の家系のシャイフ,ムバーラクの子として生まれ,父,兄とともにアクバルに仕え,アクバル支配を支えるイデオローグとして活躍。歴史書《アクバル・ナーマ(アクバル一代記)》を執筆したが,この歴史書のスタイルは,のちのムガル皇帝の一代記の基本的な形となった。彼は皇子サリーム(のちの皇帝ジャハーンギール)に憎まれ,デカン遠征からの帰還途中で暗殺された。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」