世界大百科事典(旧版)内のアグレステの言及
【ノルデステ】より
…独立自営の小農層の発達は遅れ,大農場への依存度の高い解放奴隷,混血層を主とした階層がわずかに形成された。 内陸地帯は砂糖地帯への食糧・原料補給地として開発され,最奥の半乾燥地帯セルトンでは牧畜業が,中間に位置し,やや雨の多い季節をもつアグレステでは穀物などの食糧生産,ワタ栽培などが行われる。18世紀以降はカリブ海地域の砂糖に圧倒されて停滞し,しだいに労働力輸出地帯に変わった。…
※「アグレステ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」