アジアメン(読み)あじあめん

世界大百科事典(旧版)内のアジアメンの言及

【綿織物】より


[種類と伝播]
 綿の種類はおよそ37種あり,このうち4種が衣料繊維に利用される。すなわち一般にアジアメンと称されるヘルバケウム種G.herbaceumとアルボレウム種G.arboreum,新大陸産のヒルスツム種G.hirsutumとバルバデンセ種G.barbadenseである。アジアメンは概して繊維が太く短いのを特徴とするが,新大陸産のものからは品種改良によりアプランドメンや,長繊維のカイトウメン(海島綿)がつくられている。…

【ワタ(棉∥綿)】より

…リクチメン(陸地棉)G.hirsutum L.(イラスト)は世界のワタ作付面積の70%を占め,栽培上もっとも重要である。アジアメン(イラスト,イラスト)とアメリカ野生棉との雑種起源と考えられ,新世界からポリネシア地域原産。綿毛は長さ13~33mm,比較的繊細で中~中細番手紡績用原料とされる。…

※「アジアメン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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