《アジア研究》(読み)あじあけんきゅう

世界大百科事典(旧版)内の《アジア研究》の言及

【インド学】より

…しかし真にインド学が成立したのは18世紀の後半で,イギリスのインド統治の直接の契機となったプラッシーの戦(1757)以後のことである。1783年イギリスのジョーンズW.Jones(1746‐94)がカルカッタの高等法院判事として赴任し,翌84年にはベンガル・アジア協会Asiatic Society of Bengalを創設してインド学の礎石を置き,同協会の雑誌《アジア研究Asiatic Researches》によってインド研究のまず第一歩が踏み出された。この84年にはまた,東インド会社の書記ウィルキンズC.Wilkins(1749‐1836)が,ヒンドゥー教の重要な聖典である《バガバッドギーター》の英訳を発表した。…

※「《アジア研究》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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