アジ化水素酸(読み)あじかすいそさん

世界大百科事典(旧版)内のアジ化水素酸の言及

【アジ化水素】より

…水,エチルアルコールによく溶ける。水溶液はアジ化水素酸と呼ばれ(古くトリアゾ水素酸とも呼ばれた),弱酸として働く。解離定数K=1.8×10-5(25℃)。…

【アジド】より

…たとえば,NaN3,KN3,AgN3,Hg(N3)2,Pb(N3)2,ClN3,BrN3,CH3N3,C6H5N3などのような化合物がそうである。-N3基は直線型のN-N-Nのような構造をもち,プソイドハロゲン(ハロゲン原子に似た性質を示す基)の一つであり,アジ化水素の水溶液はアジ化水素酸というようにハロゲン化水素酸に似た酸である。したがってアジドも多くの点でハロゲン化物と似ている。…

※「アジ化水素酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android