アスプクサリヘビ(読み)あすぷくさりへび

世界大百科事典(旧版)内のアスプクサリヘビの言及

【コブラ】より

…物語に登場するコブラでは,エジプトの女王クレオパトラの死にまつわるアスプaspが有名で,女王は毒蛇アスプにみずからの豊かな胸をかませて命を断ったともいわれている。現在ではアスプと呼ばれるのはクサリヘビ属のアスプクサリヘビVipera aspisであり,クレオパトラが用いたとされるエジプトコブラではない。しかし古代エジプトではヘビそのものをアスプと呼び,クレオパトラを画題とした歴史画でも,G.フェラリらはコブラを,G.レーニらはクサリヘビをかいている。…

【ヨーロッパクサリヘビ】より

…行動はにぶいが攻撃はすばやく,毒の主成分は強い神経毒。しかし,近縁種でほぼ同大の,アルプス地方産のアスプクサリヘビV.aspisやイベリア半島産のラタストクサリヘビV.latastiほど危険ではない。【松井 孝爾】。…

※「アスプクサリヘビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む