世界大百科事典(旧版)内のあぜ豆の言及
【畦】より
…水田では湛水(たんすい)を可能にする目的をもつが,農作業を行う場合の通り道(あぜ道)として利用されるとともに,所有地の境界の役割もはたす。また,あぜに生育する草は古くから肥料あるいは家畜の飼料として利用され,マメ類(あぜ豆)などが栽培されることも多かった。通常は土の構造物であり,人間や作業機の通行を可能にする強度をもっていなければならない。…
【ダイズ(大豆)】より
…販売方法はこれらの主産地を中心に系統農協共販の率が高くなっている。従来は,〈あぜ豆〉(田のあぜを利用して栽培する大豆)に代表されるように農家の自給用として栽培され,残りが産地業者を通して販売されることが多かった。現在でも産地業者の割合は高い。…
※「あぜ豆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」