《アタルバ・アンギラス》(読み)あたるばあんぎらす

世界大百科事典(旧版)内の《アタルバ・アンギラス》の言及

【アタルバ・ベーダ】より

…他の3ベーダが正統バラモン教の祭式と結びついて成立したのに対し,このベーダは呪術を本質とし,民間の信仰に起源を発している。災いを払い,幸運を呼ぶ呪詞を収録したこのベーダは,古くは《アタルバ・アンギラス》と呼ばれ,招福をつかさどるアタルバンAtharvan族の呪術と,呪詛をつかさどるアンギラスAṅgiras族の呪術とをもとに成立したことを示している。起源的に他の3ベーダと異なる《アタルバ・ベーダ》は,初めは正統のベーダと認められなかったが,しだいにその地位を向上させ,祭式全般を監督するブラフマン祭官に属する聖典として,第4のベーダの地位を獲得した。…

※「《アタルバ・アンギラス》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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