アッハ,N.(読み)あっは

世界大百科事典(旧版)内のアッハ,N.の言及

【意識性】より

…たとえば“リンゴ”という語を聞けば,その意味が即座にわかるが,その際,赤く丸い外形を思い浮かべたり,すっぱい味を口に感じているわけではない。このように,心像や感覚の媒介なしに事物が一挙に意識される場合をドイツの心理学者アッハN.Achは〈意識性〉と呼んだ。〈無心像思考〉とか〈非直観的思考〉という名称も用いられ,この病理的な形態は〈実体的意識性〉として知られる。…

※「アッハ,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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