アッフェッティ(読み)あっふぇってぃ

世界大百科事典(旧版)内のアッフェッティの言及

【バロック美術】より

… ルイ14世時代には,多くの点で,イタリアやスペインのカトリック的バロックの激情とは一線を画し,宮廷的品位を保とうとする文化的努力が看取される。この政策が端的に示されるのは,ピールR.de Piles等のアカデミックな美術批評の理念であり,彼らはここでイタリアのバロック的傾向に抵抗し,古代とラファエロを尊重するとともに,N.プッサンの〈アッフェッティaffetti(情念)論〉を称揚し,フランス美術を方向づけた。プッサンは1624年からローマに住み,同地の〈新ベネチア派〉に属するが,修業時代に研究したフォンテンブロー派の田園牧歌画の様式を発展させ,広大な空間に小さい人間像を配し,永遠の時代と人間の誇りとをともにたたえる倫理性の高い独自の芸術を創始した。…

※「アッフェッティ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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