アッフェン,K.(読み)あっふぇん

世界大百科事典(旧版)内のアッフェン,K.の言及

【培養】より

…さらに,フェルは29年に,ロビンソンR.Robinsonとともに時計皿培養法を完成した。52年になると,フランスのウォルフÉ.WolffとアッフェンK.Haffenとは,器官的成長に適した栄養分と半固体の基質からなる器官培養法を開発して,性分化現象,胚器官の分化,癌などの研究に供した。一方では,トリプシンなどのタンパク質分解酵素による細胞解離法の開発(モスコーナA.Moscona,1952)に伴って細胞培養法が確立し,これを利用した哺乳類細胞による継代培養が可能な細胞系cell line,細胞株cell strain,細胞クローンが次々と樹立された。…

※「アッフェン,K.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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