世界大百科事典(旧版)内のアティヤー,M.F.の言及
【不動点定理】より
…とくに,レフシェッツは有限多面体からそれ自身への連続写像fに対し,ホモロジー群を用いて今日レフシェッツ数と呼ばれている整数を定義し,これがfの不動点の代数的個数と一致すること,したがってfのレフシェッツ数が0でなければfは不動点をもつことを示した。これら以外に,解析的な条件を考えた場合の不動点定理が,古くはG.D.バーコフによって(1913),また最近ではM.F.アティヤーとR.ボットの合作によって(1966)得られている。 不動点定理は数学における各種の存在定理の証明に強力な方法を提供する。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」