《アテネの学園》(読み)あてねのがくえん

世界大百科事典(旧版)内の《アテネの学園》の言及

【ラファエロ】より

…08年,教皇ユリウス2世に招かれてローマに赴き,ユリウス2世,レオ10世の下でバチカン宮殿の〈署名(セニャトゥーラ)の間〉(1508‐11),〈エリオドーロの間〉(1511‐14),〈ボルゴの火災(インチェンディオ)の間〉(1514‐17),〈ロッジア〉(1517‐19)などの装飾活動に従事した。とくに,〈署名の間〉の壁画《アテネの学園》《聖体の論議》は,変化に富んだ人物表現と完璧な全体構成によって,ルネサンス期の最高の傑作に数えられる。この〈署名の間〉は,四周の壁や天井の装飾にいたるまでラファエロの構想になり,制作もほとんど彼自身の手になると考えられるが,それ以後の装飾活動においては,しだいに多くの協力者の手を借りるようになり,〈ボルゴの火災の間〉や〈ロッジア〉の装飾などは,ラファエロの基本構想と下絵に基づいて,ジュリオ・ロマーノら多くの弟子たちが制作に参加した。…

※「《アテネの学園》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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