世界大百科事典(旧版)内のアデニウム・オベースムの言及
【アデニウム】より
…キョウチクトウ科の1属。多肉な低木で,枝先に桃色のキョウチクトウに似た花弁の厚い花をつけるが,有毒な植物である。鉢植えや地植えにされ,熱帯地方では花木として庭園や並木に植栽される。アデニウム属には10種あまりが知られているが,栽培されているのは主としてオベースムA.obesum Balf.(英名desert rose)(イラスト)で,原産地はアラビア半島南部。葉は楕円形で先に向かってやや広がり,先端は丸味を帯びている。…
※「アデニウム・オベースム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」