世界大百科事典(旧版)内のあとぼしの言及
【アルデバラン】より
…おうし座には,よく目だつプレヤデス星団(すばる)があり,この後から昇ってくるためアル・ダバランal‐Dabarān(後に続くものの意)というアラビア語名がつけられた。日本でも東北地方の一部で〈あとぼし〉の名が知られている。また,牡牛の右目の位置にあたり,Bull’s Eye(牛の目)の名もある。…
【おうし座(牡牛座)】より
…α星アルデバランは赤色巨星で〈あとに従うもの〉の意。プレヤデス星団に続いて東の地平線をのぼる星だからであるが,この星の和名〈あとぼし〉あるいは〈すばるのあとぼし〉は同一の発想に基づくものである。ヒヤデス星団は星数約100個,距離140光年の散開星団で,距離60光年のアルデバランはこの星団に属する星ではない。…
※「あとぼし」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」