世界大百科事典(旧版)内のアト座の言及
【能舞台】より
…中央に床束(ゆかづか)を1本入れた方2間式の舞台だが,実際は間口17尺(約5.1m)強,奥行き19尺(約5.7m)で3間四方の寸法に近く,しかも間口より奥行きが深い。アト座(後座)も10尺(約3m)強で深く,舞台から後座まで床板が全部縦に張られている。地謡座(じうたいざ)は廂(ひさし)や柱の位置等の不自然さから後代の増築と思われる。…
※「アト座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」