世界大百科事典(旧版)内のアナターゼ型の言及
【酸化チタン】より
…工業的に大量につくられ,日本における総生産量は10万t以上で,その90%以上が白色顔料のチタン白として使われており,最大の隠ぺい(蔽)力をもつ無機顔料である。硫酸チタン(IV)水溶液あるいは塩化チタン(IV)の加水分解によってつくられ,前者の場合の製品はアナターゼ型,後者はルチル型とよばれる。市販品はアナターゼ型が多い。…
※「アナターゼ型」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」