世界大百科事典(旧版)内のアナンデールヨコエビの言及
【琵琶湖】より
…小型貝類のミジンマメタニシやミズシタダミは,近縁種がカムチャツカから北海道までの各地に広く分布したものが,琵琶湖の深底にひっそりと残ったものである。問題のあるのは甲殻類のカマカヨコエビやアナンデールヨコエビで,これの近縁種あるいは同種のものは北方海域の沿岸部だけに分布している。現在までの地質上の知見では,琵琶湖が海と直接連なったことはないとされているから,この分布は微妙な問題を提供する。…
※「アナンデールヨコエビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」