世界大百科事典(旧版)内のアニャフィルの言及
【ナフィール】より
…その奏法はペルシアやトルコまたはムガル帝国の細密画(ミニアチュール)の戦争場面にしばしば描かれている。ナフィールは元来アラビア語であるが,11世紀以後イスラム教徒によってイベリア半島にもたらされ,スペイン語でアニャフィルañafil,ポルトガル語でアナフィルanafirの形で取り込まれた。なおファンファーレの語源はナフィールであるといわれる(H.G.ファーマー)が,それはアラビア語のナフィールの複数形anfārに由来する。…
※「アニャフィル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」