世界大百科事典(旧版)内のアヌローマ婚の言及
【バルナ】より
…インド社会の四大身分(階級)の呼称。種姓と訳される。バルナとは本来〈色〉を意味する語であったが,アーリヤ人のインド進入当時,肌の色が支配者,被支配者の区別を示していたために〈身分〉〈階級〉の意味が加わり,その後〈種姓〉の意味に使われるようになった。 《マヌ法典》をはじめとするインドの古典によると,各バルナの義務が次のように定められている。(1)バラモン 他人のための祭式執行,ベーダ聖典の教授,布施の受納。…
※「アヌローマ婚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」