《アバダーナ・シャタカ》(読み)あばだーなしゃたか

世界大百科事典(旧版)内の《アバダーナ・シャタカ》の言及

【仏教文学】より

…讃仏の例としては,馬鳴と同時代のマートリチェータが《シャタパンチャーシャトカ・ストートラ(百五十讃)》《バルナールハバルナ・ストートラ(四百讃)》を残し,インドから中央アジアにわたって強い影響を及ぼした。比喩文学(仏典では譬喩の字を用いる)は,たとえ,実例,過去の物語などを例にとって仏の教えを説くもので,仏弟子や信者たちの過去および現在の美談を扱った《アバダーナ・シャタカ(撰集百縁経)》《ディビヤ・アバダーナ》など一群のアバダーナ(比喩)文献が紀元後数世紀の間に生み出されている。11世紀のクシェーメーンドラの《アバダーナ・カルパラター》もまたこの中に入る。…

※「《アバダーナ・シャタカ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む