世界大百科事典(旧版)内のアバティーニ,A.M.の言及
【ローマ楽派】より
…ローマ楽派の宗教曲は,1903年のピウス10世の回勅で,ローマ・カトリックの教会音楽として最もふさわしいものとされた。 ローマ楽派の呼称は,ときとして,17世紀のローマのバルベリーニ劇場を中心に,初期の喜劇的オペラなどを作曲したマツォッキ兄弟(兄Domenico Mazzocchi(1592‐1665),弟Virgilio M.(1597‐1646)),アバティーニAntonio Maria Abbatini(1595ころ‐1677ころ),マラツォーリMarco Marazzoli(1602ころか08ころ‐62)らに対しても用いられることがある。【戸口 幸策】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」