世界大百科事典(旧版)内のアパラチア変革の言及
【アパラチア造山帯】より
…北米大陸のアパラチア山脈一帯の造山帯をいう。ここでおこった主要な地殻変動を以前はアパラチア変革Appalachian revolutionとよび,ヨーロッパのバリスカン造山運動とほぼ同じ時期の石炭紀後期~二畳紀末におこったとされた。近年の研究では,アパラチア造山帯における地向斜堆積は原生代後期から古生代デボン紀にわたり,これらの堆積岩層に貫入した花コウ岩の形成期は(1)原生代最末期~カンブリア紀,(2)オルドビス紀~シルル紀,(3)デボン紀,(4)ペンシルベニア紀(石炭紀後期)の4回で,それぞれ変成作用を伴ったとされている。…
※「アパラチア変革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」