世界大百科事典(旧版)内のアパラチア高原の言及
【アメリカ】より
…アパラチア山脈は古生代の褶曲山地が準平原化し,それが再び隆起したもので,標高は最高約2000mを示すにすぎないが,アメリカの開拓時代に西部への植民にとって大きな障害となった。アパラチア山脈は,(1)準平原化したピードモント(山麓)台地,(2)ブルー・リッジ,グレート・スモーキー山脈,(3)リッジ・アンド・バレー(連嶺と縦谷)地区,(4)アパラチア高原に区分される。ピードモント台地と東のコースタル・プレーン(海岸平野)のあいだには岩石の浸食抵抗の違いにより,滝や早瀬が形成され,その境界線は滝線と呼ばれている。…
※「アパラチア高原」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」