世界大百科事典(旧版)内のアフリカツルヘビの言及
【毒ヘビ(毒蛇)】より
…後牙類と呼ばれる毒ヘビでは,毒腺の直下に溝牙を生じており,獲物をのみこむ過程で毒が注入されるが,毒性はそれほど強くない。これらの毒ヘビはナミヘビ科に含まれ,中にはアフリカツルヘビThelotornis kirtlandiiやブームスラングDispholidus typus(イラスト)のように,人がかまれると死ぬものもある。前牙類と呼ばれる毒ヘビは上あご前端に毒牙を生じたもので,獲物にかみついた瞬間に毒を注入できる。…
【ブームスラング】より
…卵生で一度に10~14個ほどを産卵する。弱毒性の後牙(こうが)類の中にあって,南アフリカ産のアフリカツルヘビThelotornis kirtlandi(英名twig snake,bird snake)とともに毒性強く,人にも危険。毒牙は溝牙で大きく,上あごの後方に2~3対ある。…
※「アフリカツルヘビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」