世界大百科事典(旧版)内のアフロ・アメリカ社会の言及
【ラテン・アメリカ】より
…第2はメスティソ社会であり,基本的には先住民とイベリア系白人との混血文化を形成しており,現在ラテン・アメリカ社会の基調となる文化である。第3はアフロ・アメリカ社会で,プランテーション経済に立脚し,北東ブラジル,フランス領ギアナ,スリナム,ガイアナ,中央アメリカのカリブ海側やカリブ海にみられる。この地域には植民地時代にアフリカから奴隷が大量に運びこまれ,プランテーションの労働力となり,サトウキビ,綿,タバコ,カカオなどの換金作物が栽培されるようになった。…
※「アフロ・アメリカ社会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」