世界大百科事典(旧版)内のアヘン禍の言及
【アヘン(阿片)】より
…インド産アヘンの中国輸出のピークは,価格でみると1880年であり,20世紀に入って国際的な反対が強まるまで続いた。日本へは長崎出島の会所貿易で薬用として少量入っていたが,開港を決めた日米修好通商条約(1858)の4条に〈アヘン禁輸〉がアメリカ側の主張で明記されたために,アヘン禍をまぬがれることができた。アヘン戦争
[アヘン禍とその対応]
アヘンはまた19世紀のイギリス,フランスなどでも大流行した。…
※「アヘン禍」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」