春雷(読み)しゅんらい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

春雷
しゅんらい

3月から 5月頃に発生する寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」という呼び名もある。

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百科事典マイペディアの解説

春雷【しゅんらい】

春に起こる雷。ほとんどの場合,前線の通過に伴う界雷である。ひょうを降らせて作物に被害を与えることもある。

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大辞林 第三版の解説

しゅんらい【春雷】

春に鳴る雷。多くは、寒冷前線の通過に伴う界雷。 [季] 春。 《 -や女主に女客 /星野立子 》

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精選版 日本国語大辞典の解説

しゅん‐らい【春雷】

〘名〙 春に鳴る雷。寒暖両気が接触して発生する場合が多い。《季・春》
※三教指帰(797頃)中「伏乞、先生、莫春雷
太平記(14C後)一八「春雷(しゅんライ)一たび動く時、蟄虫萌蘇する心地して」 〔漢書‐叙伝下〕

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世界大百科事典内の春雷の言及

【日本列島】より

…例年,4月6,18,23日ごろは寒のもどりが起こりやすい日(特異日)とされる。 春雷春に鳴る雷で,日本海低気圧からのびる寒冷前線の通過などによって起こることが多い。 春霖(しゆんりん)春の長雨のことで,いく日も降りつづく雨のことを霖雨という。…

※「春雷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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