アポピ(読み)あぽぴ

世界大百科事典(旧版)内のアポピの言及

【死】より

…エジプトの壁画では,死者は冥界の神オシリスか太陽神アメン・ラーの支配下にあって,自分の生前の行為によって善悪の審判を受け,最終的には魂が祝福された永生の状態に入ることを祈念するプロセスが描かれている。ここでは破壊的要素をもつ存在はオシリスの弟で彼を八つ裂きにしたセト,あるいはアメン・ラーを飲みこもうとする巨大な蛇アポピApopiであろう。しかしそれは,後世におけるように専制君主的な〈死〉の独占権を振るうことはない。…

※「アポピ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む