世界大百科事典(旧版)内のアミツォック片麻岩の言及
【先カンブリア時代】より
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[最古の岩石]
西グリーンランドには始生代の地質系統(26億~29億年前)からなる楯状地がある。この中央部に位置する主都のゴットホープ付近に分布するアミツォック片麻岩は,鉛‐鉛全岩アイソクロン法によって38億年前,ルビジウム‐ストロンチウム法によって37億年前という放射年代が与えられている。また,ゴットホープの北東150km付近のイスア地域には縞状鉄鉱層と弱変成作用をうけた堆積岩が分布し,鉛‐鉛法で37.6億年前とされ,世界最古の表成岩地殻であるとされている。…
※「アミツォック片麻岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」