アラクトケナガノミ(読み)あらくとけながのみ

世界大百科事典(旧版)内のアラクトケナガノミの言及

【ノミ(蚤)】より

…このような寄生の仕方をさらに進めたものが中国産のネズミスナノミTunga caecigenaで,雌は宿主の耳にしりをのぞかせるだけですっぽりうまりこみ,はじめ体長1mmほどだったものが豆粒大に肥大し死ぬまで吸血と産卵を続ける。そのほかにも宿主の組織にくいこむノミとして,ジンバブウェのセンザンコウに寄生するナガスナノミNeotunga euloideaや,天山,モンゴルのヒツジやウマに寄生するアラクトケナガノミVermipsylla alacuriなどがある。アフリカや熱帯アメリカに多いスナノミTunga penetrans(英名chigoe,sand flea)の雌は,産卵前強力な口器によって動物の皮下に穿入するため隠れノミ(英名burrowing flea)として知られる。…

※「アラクトケナガノミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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