世界大百科事典(旧版)内のアラゴンの王子たちの言及
【フアン[2世]】より
…アラゴン・トラスタマラ朝初代のフェルナンド1世の次男で,いわゆる〈アラゴンの王子たち〉の一人。ナバラ王女と結婚してナバラ王(在位,1425‐79)となり,次いでアラゴン連合王国の王位(在位,1458‐79)にも就いた。…
【フェルナンド[1世]】より
…情勢判断の才,決断力,忍耐,指導性など国王としての資質に恵まれ,対外政策ではシチリアの反乱制圧などの成果を挙げたが,内政面ではその絶対主義的姿勢から特にカタルニャ議会と激しく対立した。彼の息子たちは〈アラゴンの王子たち〉と呼ばれ,父王から継承した権益の数々をカスティリャ国内にもっていた。【小林 一宏】。…
※「アラゴンの王子たち」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」