アリウム・ギガンテウム(読み)ありうむぎがんてうむ

世界大百科事典(旧版)内のアリウム・ギガンテウムの言及

【アリウム】より

…普通は数枚の葉が早春に地に接して展開し,5~6月に花茎を出し,球状の散形花序に多数の小さな花を咲かせる。主要な種としては,高性種のアリウム・ギガンテウムA.giganteum Regel(原産イラン,大球性巨花で濃藤色,小花およそ2000輪以上)(イラスト)をはじめ,アリウム・シューベルティイA.schubertii Zucc.(原産パレスティナ,巨大輪淡紫色,中型),アリウム・スファエロセファルムA.sphaerocephalum L.(俗称は丹頂,原産西ヨーロッパ,イラン,紅紫色,小球性矮性種),アリウム・オレオフィルムA.oreophilum Meyer(原産カフカス,桃紅色),アリウム・カラタビエンセA.karataviense Regel(原産トルコ,白に淡桃緑色,大球性)などがある。普通10~11月,排水良好な日当りのよい土地に球根の直径の2倍くらいの間隔に植え込み,覆土は深めにする。…

※「アリウム・ギガンテウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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