アリュアッテス(読み)ありゅあってす

世界大百科事典(旧版)内のアリュアッテスの言及

【リュディア王国】より

…前7世紀初頭,ヘラクレス家(ヘラクレイダイ)のカンダウレスKandaulēsから王位を簒奪して即位したメルムナス家(メルムナダイ)のギュゲス(在位,前685ころ‐前657)は,アッシリア王アッシュールバニパルと結んでキンメリア人支配から脱し,安定した王国の地歩を築いた。その後,アルデュスArdys,サデュアッテスSadyattēsの治世を経て,アリュアッテスAlyattēsの時代に,ギリシア植民市を従属下に置き,最も隆盛な時期を迎えた。次王クロイソス(在位,前560ころ‐前546ころ)は,交易に力を入れ,王国はさらに富強となったが,新興のペルシア王キュロス2世との戦いに敗れ,王都サルディスは陥落した。…

※「アリュアッテス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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