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博多祇園山笠 はかたぎおんやまがさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

博多祇園山笠
はかたぎおんやまがさ

福岡県福岡市博多区櫛田神社夏祭り。壮麗な山笠で知られる。今日,山笠には飾り山笠と舁き山笠(かきやまがさ)の 2種類がある。明治時代に電線が架設されて以降,物語場面の人形などを飾りつけた高さ 15mにもなる山笠を担げなくなったため,飾りの部分だけを飾り山笠として 7月1日から 15日午前0時まで 14ヵ所で公開するようになった。舁き山笠は,十数ヵ町で一組とする 7組の「流(ながれ)」が出す。舁き手は 28人と決まっており,見物人から清めの水をかけられる。7月15日は本祭にあたる追い山笠で,早朝各山笠が太鼓合図で一番山笠から順に櫛田神社に集合する「櫛田入り」があり,その後,太鼓の合図で須崎町の「廻り止め」まで約 5kmを全速力で駆け抜ける。飾り山笠のうち上川端通の山笠だけは,追い山笠の櫛田入りに参加する。博多祇園山笠行事として国指定重要無形民俗文化財に指定されており,2016年に「山・鉾・屋台行事」の一つとして国際連合教育科学文化機関 UNESCO世界無形遺産に登録された。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

博多祇園山笠

鎌倉時代の1241年、博多で流行した疫病除去のため、僧が街に祈祷(きとう)水をまいたことが始まりとされる。祭りの運営主体は、十数の町を束ねた自治組織の流。山笠を担いで走る「舁き山笠」には七つの流がある。祭り期間中に公開される飾り山笠は、14団体が出展。華やかな人形などの飾りが街を彩る。

(2011-06-30 朝日新聞 夕刊 1総合)

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デジタル大辞泉の解説

はかた‐ぎおんやまがさ〔‐ギヲンやまがさ〕【博多祇園山笠】

福岡市櫛田(くしだ)神社で7月1日から15日に行われる祭礼。飾り山笠または山笠とよぶ、飾り物をつけた山車(だし)を据えたり、担いだりする。最終日にはそれを担いで速さを競う「追い山笠」がある。

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