世界大百科事典(旧版)内のアリューシャン高気圧の言及
【成層圏循環】より
…北半球冬季における平均的な水平循環の大きな特徴は,北極付近に中心をもつ低気圧とアレウト(アリューシャン)列島の上空に中心をもつ高気圧が高緯度に存在することである。前者を極夜渦,後者をアリューシャン高気圧という。極夜渦を形成する偏西風帯の中にはジェット気流が存在し,極夜渦とアリューシャン高気圧の間では特に風速が強い。…
※「アリューシャン高気圧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」