世界大百科事典(旧版)内のアルキル硫酸エステルナトリウムの言及
【合成洗剤】より
…(1)台所用洗剤 洗浄時に野菜,果実の外観,味,においを損ぜず,残留性が少ないこと,またとくに使用時の手荒れなどが少ない安全性を考慮したものでなければならない。このため洗剤成分としては,直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(略称LAS),アルキル硫酸エステルナトリウム(AS),アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム(AES),α‐オレフィンスルホン酸ナトリウム(AOS),アルキルスルホン酸ナトリウム(SAS)等の陰イオン界面活性剤,ポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテル(APE,POE・P),脂肪酸アルカノールアミド(DA)等の非イオン界面活性剤,そのほか両性界面活性剤等が用いられる。現在の台所用洗剤の主流はアルキル鎖長の平均がC12のLAS,AESで,AESの酸化エチレン付加数が2~3のものである。…
※「アルキル硫酸エステルナトリウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」