世界大百科事典(旧版)内のアルクメオニダイの言及
【キュロン】より
…キュロンは脱出したが,少数の仲間は祭壇にすがりついて嘆願したにもかかわらず,引き離されて処刑された。ここから瀆神罪の汚れが責任者メガクレスの一族(アルクメオニダイ)に付着することになった。この一族は前5世紀まで重要な役割を演ずるので,この流血事件も記憶され,アテナイ史上最古の孤立した政治的事件となっている。…
※「アルクメオニダイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」