世界大百科事典(旧版)内のアルゼンチン映画の言及
【ラテン・アメリカ映画】より
…以後のブラジル映画は世界の映画史から後退したまま今日に至る。
[アルゼンチン映画]
アルゼンチン映画の名を一躍高からしめたのは,レオポルド・トーレ・ニルソンLeopold Torre‐Nilsson(1924‐78)である。アルゼンチンのブルジョア社会を鋭くえぐった《天使の家》(1957)をはじめとする1950年代から60年代にかけての諸作品が,国際映画祭で受賞,〈映画のボルヘス〉とまでいわれて世界的な評価を得た。…
※「アルゼンチン映画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」