世界大百科事典(旧版)内の《アルダー・ウィーラーズ・ナーマグ》の言及
【ペルシア文学】より
…この項に入れてよいものに〈霊感・啓示文学〉がある。《アルダー・ウィーラーズ・ナーマグ(アルダー・ウィーラーズの書)》は,主人公がマング(大麻)の力をかりて,7日間天国・地獄・煉獄を巡り,因果応報の恐ろしさを説くもので,ダンテの《神曲》と比較対照される。啓示文学では,《ザンド・イー・ワフマン・ヤシュト(ワフマン・ヤシュト注釈)》や《ジャーマースプ・ナーマグ(ジャーマースプの書)》以下があり,この世の終末についての予言を含んでいる。…
※「《アルダー・ウィーラーズ・ナーマグ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」