アルパムシュ(読み)あるぱむしゅ

世界大百科事典(旧版)内のアルパムシュの言及

【中央アジア】より

…遊牧民の間における文字の使用については,7世紀末~9世紀半ばの突厥文字,13世紀以降のモンゴル文字など,若干の例はあるにしても,中央アジアの遊牧民は,基本的には文字をもたぬ人びとであった。そのため彼らの間ではすぐれた口承文学が発達し,なかでも〈マナス〉〈アルパムシュ〉などの長大な英雄叙事詩は,口伝えに今日もなおキルギス,カザフなどのトルコ系遊牧民の間に伝えられ愛誦されている。 一方,南部のオアシス定住民の間では,前イスラム時代,シルクロードを経てもたらされた仏教,ゾロアスター教,マニ教,景教といった外来宗教が信奉され,それらの宗教の経典が,ホータン・サカ語,トカラ語など現地のインド・ヨーロッパ語族系の諸言語に訳出された。…

※「アルパムシュ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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