《アルプス颪》(読み)あるぷすおろし

世界大百科事典(旧版)内の《アルプス颪》の言及

【愚かなる妻】より

…1922年製作。三角関係を心理描写を加えて大胆に描いたメロドラマ《アルプス颪》(原題は《盲目の夫》1918)で監督としてデビューした,俳優出身のハリウッドの異色監督E.vonシュトロハイムの第3作。モンテ・カルロに集まる富裕階級の退廃をリアリズムの手法で痛烈に描き,第1次世界大戦後の社会の新しいモラル,とくに〈女性の権利〉を主張し,ハリウッドの風潮に衝撃をあたえた自作・自演の映画である。…

※「《アルプス颪》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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