アレクセーエフ,E.I.(読み)あれくせーえふ

世界大百科事典(旧版)内のアレクセーエフ,E.I.の言及

【日露戦争】より

… 一方,ロシアは1900年義和団の乱を契機に対満州政策を積極化させていたが,02年ころから蔵相ウィッテら穏健派の発言力が後退し,代わって退役近衛軍人A.M.ベゾブラーゾフを中心とするグループが実権を握り,03年4月の第2次撤兵を実行しなかったばかりか,7月以後の日露交渉においても強硬路線をとることになった。8月には極東総督府が設置され,強硬派のE.I.アレクセーエフが総督に就任して極東政策全体を統轄し,対日交渉をも担当するにいたった。一方,ウィッテが蔵相を免職となり閑職に退けられたことは,ロシア政府の主導権が主戦派に移ったことを意味し,日露両国の交渉は妥協点を見いだせぬまま推移した。…

※「アレクセーエフ,E.I.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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