世界大百科事典(旧版)内のアレスリンの言及
【ピレトリン】より
…殺虫力はピレトリンI,IIがシネリン,ジャスモリンより強く,またノックダウン効果は,ピレトリンIがIIより強力である。また,ピレトリンをモデル化合物とした合成ピレスロイドの開発研究が盛んで,アレスリンやレスメスリンなどが開発された。また最近になって,酸部分をも改変したジフルベンズロン,フェノキシカルブ,ブプロフェジンなどのNRDC系やシクロプロパン環を含まないフェンバレラート,さらにはエステル構造を含まないエトフェンプロックスなどのきわめて強力な殺虫剤が開発され,従来主として衛生害虫の防除に利用されていたピレスロイドも農業用殺虫剤として注目されるようになった。…
※「アレスリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」