世界大百科事典(旧版)内のアワ納の言及
【米】より
…《正倉院文書》のなかの幾つかの国の正税帳をみると,納められる形には穀,穎稲(えいとう),糒(ほしいい)の三つがあり,さらに薩摩,駿河,豊後,紀伊その他では,稲穀のほかにアワが租として納められている。アワ納の場合も穀と穎粟(えいぞく)があるが,アワ納の多い薩摩の2郡の場合でも,米納分の25%くらいである。正租は稲穀主体といってよい。…
※「アワ納」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」