世界大百科事典(旧版)内のアンカランの言及
【チュクチ族】より
…また文化的にも社会・経済的にもコリヤーク族と多くの点で共通性を示している。自称には〈チャウチュ〉(トナカイ所有者の意)と〈アンカラン〉〈ラマグラット〉(ともに海岸の住人の意)があり,前者は内陸のツンドラ地帯でトナカイの遊牧を,後者は海岸地域に定住してアザラシ,セイウチ,クジラなどの海獣狩猟を営んだ。もう一つの自称〈ルオラベトラン〉(真の人の意)は両地域で用いられる。…
※「アンカラン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」