アンコール帝国(読み)あんこーるていこく

世界大百科事典(旧版)内のアンコール帝国の言及

【インドシナ】より

…ただ時代が下るにつれ,サンスクリットとならんでクメール語(真臘,アンコール),チャム語(チャンパ),モン語(ドバーラバティ)など土着の言語で記された刻文が登場するのは,インド文化の担い手が原地人エリートの手に移ったことを示す明確な証拠として注目される。 これらの〈インド化された〉王国中最強最大のものは9世紀から13世紀にかけて繁栄したクメール人の国アンコール帝国であろう。カンボジアのトンレサップ湖北岸に都を置いたこの国の強盛は,アンコール・ワットに代表される巨大な石造遺跡群や,バライと呼ばれる広大な人工湖の存在からこれをうかがうことができる。…

※「アンコール帝国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android