アンティリャス(読み)あんてぃりゃす

世界大百科事典(旧版)内のアンティリャスの言及

【アンティル[諸島]】より

…ほとんどの地域が一年中貿易風,海風の影響下にあり,快適で過ごしやすく,サンゴ礁,熱帯植物などの美しい自然景観に恵まれている。 ヨーロッパでは,中世から大西洋の向こうにはアンティリアAntiliaと呼ばれる土地があると想像されていたが,コロンブスの新世界発見後,スペイン人がハイチをアンティリアにあて(1493),1502年の地図では諸島をスペイン語でアンティリャスAntillasと呼んだ。また小アンティル諸島のうちグレナダから北西にある島々は貿易風の恵みをうけるのでバルロベントBarlovento諸島,英語でウィンドワード諸島と呼び,ベネズエラ沖の島々をソタベントSotavento諸島(〈風下〉の意),英語でリーワード諸島と呼んでいる。…

※「アンティリャス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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