世界大百科事典(旧版)内のアンティルの真珠の言及
【ハバナ】より
…ハバナ市は1762年から63年にかけてイギリスに一時占領されたが,その後キューバにおける砂糖産業の発展とともに政治,経済,文化の中心地として繁栄し,スペインの支配から脱して1902年に独立してからはキューバ共和国の首都となった。 白い建物が多いハバナ市は,昔から〈アンティルの真珠〉と呼ばれるほどその美観で知られてきた。アルマス広場を中心とする旧市街には現在市の博物館となっているカピタン・ヘネラル(総監)の旧官邸や,さまざまな教会,修道院,ハバナ大学など植民地時代の堂々たる建物が残っている。…
※「アンティルの真珠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」