世界大百科事典(旧版)内のアントロギアの言及
【ギリシア詞華集】より
…アントロギアanthologiaとは,古代ギリシア語で〈花を集めること〉を意味し,元来花摘みやミツバチの営みを表す言葉であったが,今日では優れた詩文を集めた詩集を表す(アンソロジー)。《ギリシア詞華集》として今日伝存するもっとも有名なものは《パラティナ詞華集》(980年ころ,コンスタンティノープルにおいて集成)と,《プラヌデス詞華集》(1299年,プラヌデスが集成)の二つである。…
※「アントロギア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」